中学生の英語勉強法2

音読をなめらかにする為に

 「勉強法1」で音読を毎日することの重要性はおわかりいただけたと思いますが、これがけっこう難しいのです。英語が苦手な子は、単語が分からなかったり、読めなかったりして、スラスラ読めないのです。読めない単語を覚えることは出来ません。授業をしっかり聞いていれば、問題なく読めるはずですが、すべての授業を集中力100%というわけにはいきません。そこで授業に備えて最低でも単語、熟語は調べておくという事が必要になります。予習です。正確でなくてもある程度の読み方が分かっていれば、授業も楽しくなるものです。その為の最良のガイドブックがフェニックス単語帳です。

 フェニックス単語帳は単元(章)ごとに、新しく出てくる単語、熟語が一覧表になっています。英語、品詞、意味、読み方(発音記号、カタカナ)が並んでいるので、予習には最適なのです。

 もちろん英和辞典を使って自分で調べるのがベストな方法です。ただ、限られた時間で効率よく予習する事も大事です。そういう意味で英語初心者の中学生には、最適な単語帳なのです。

単語を覚えることが基本

 中学での英語学習の基本は、文法と話法を覚えることです。その文法を学ぶためには単語の品詞を覚えなくてはなりません。単語の品詞を知らなければ、その単語を使いこなせないので、英語を根本的に理解したとはいえません。たとえは悪いですが、兵士が戦場に行って銃は持っていても,弾丸がないのと同じ事です。

 単語を覚えるときはその品詞も同時に覚えて下さい。それがあってはじめて覚えた構文への応用ができて、英作文が可能になります。また、難解な文章でも,主語はどれで、述語はどれか、修飾語は何かという事が理解できるのです。

定期テスト前にやること

 色々述べてきましたが、毎日3回の音読、ノートへの英文と和文英訳の書き取り、ドリルへの取り組み、そして単語&熟語帳を作っておけば、直前にやることはそれを覚え、出来るかどうかの確認ということになります。何度も言いますが、3回の音読をこなしていれば、これらの大半は頭に入っているのでそれほど難しくありません。

 仕上は日本語を見て、英語が書けるか、と言うことです。ノートを見て本文の和訳が英語に書き換えられること、単語&熟語帳の日本語を見て英語が書けること、ドリルの日本文を見て英語に出来るか,と言うことです。残るは発音問題の確認くらいでしょうか。

 これらの取り組みを効率よくこなすのに最適なのが、フェニックス単語帳です。